第21回 商工会女性部
全国大会 in しまね

主催

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鰐淵寺

鰐淵寺は、推古2年(594年)に信濃国の智春上人(ちしゅんしょうにん)が出雲市の旅伏山(たぶしさん)に着き、推古天皇の眼の病を治すために当地の「浮浪の滝」に祈ったところ平癒されたので、祈願成就のお礼に建立された勅願寺であるといわれています。

この鰐淵寺(がくえんじ)という名前は、智春上人が浮浪の滝のほとりで修行をしている時に、誤って仏器を滝壺に落としてしまったところ、鰐(わにざめ)がエラに引っ掛けて奉げたことから“浮浪山鰐淵寺”と称するようになったということです。
平安時代末期には修験道の霊地として広く知られ、室町時代までは栄えていたといいますが、今はひっそりとした佇まいです。

寺宝はきわめて多く、銅造聖観世音菩薩立像などの重要文化財も。(現在は非公開)そのほかの文化財は、ほとんどが古代出雲歴史博物館に寄託されています。